2013年09月21日

おいしい栗、じょうぶな栗。

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 栗の季節がやってきました。果樹がたわわに実るなか、秋色いっぱいの栗が、ひときわ秋を感じさせてくれますね。地域の和菓子店にも、栗きんとん、栗蒸し羊羹が並ぶようになりました。それはそれは美味しい秋の旬です。

 栗の木についても触れておきましょう。栗の木は、日本でも最強の木材と言われています。堅く、水に強く、虫害にも強い木です。そのため、家屋の土台として重要視され直材の長物は不足気味でした。この他、鉄道線路の枕木、家具等の指物に使われてきましたが、資源量の不足から入手しづらく、高級材となっています。

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2013年09月09日

秋空、秋風、秋色。

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研究所の前の案山子の田圃です。秋空の下、秋風が吹き、秋色の実りがあります。研究所をすぐ東に歩けばそこは大井川。大井川流域にも、ようやく秋がやって来ました。今年の夏は降水量が極端に少なかったものの、源流ではそこそこの降雨があったようで、渇水気味とはいえ、秋の大型鮎を狙う鮎釣り師で賑やかです。川のめぐみは、魚だけではありません。私たちが生きるための源。私たちの暮らしを支える植物や農産物や樹木を育む水。大いなる川のめぐみです。
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2013年07月18日

木の家にまつわる3つのキーワード


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1)出来上がった瞬間から、家は崩壊へと向かっていく
建てた直後のきらめき状態がいつまでも続くわけもなく、家は日々崩壊していきます。すぐ崩壊しないよう、日々の手入れが大事で、メンテナンスしやすい住まいをつくり、メンテナンスもまた楽し、と暮らすことの大切さを知って欲しいものです。
2)住み終えて、初めてその家のコストがわかる
住み終えた時にいくらかかったのかで、その家のコストを判断するのが本来かもしれません。現代は、いつまで住みたいか、いつまで持たせたいか、を考えてのコスト意識があまりにも希薄です。木の家は正しく建て、正しくメンテナンスすればかなり長持ちするのです。
3)家というのは、そもそも自然と共にあるもの
住まいは地域の中に、自然と共にあるもので、自然や四季をどれだけ家に取り込んで暮らすのか、がポイント。ここに豊かさの秘密があり、豊かに暮らすためには、自然の掟を踏まえた、それなりの覚悟も必要だ、ということです。
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2013年07月07日

大井川源流の森・山・川

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大井川源流で出会った不思議な木。なん石の上に生えている。しかもこの木がギドラみたいに見えませんか。すぐにでも動き出しそうな気配をもった木です。いま、大井川源流は春ゼミが賑やかに鳴いています。イワナもさかんに餌を求めて泳いでいます。あらゆるモノが動き出しています。
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2013年05月24日

木の家をとりまく環境で気になること

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 現在、大工さんの世界では速くつくる、安くつくる、が主流になり、若い人達が育っていく時間がないことが気になります。仕事が出来る大工さんというのは、本来3〜5人くらい弟子がいなければなりません。その弟子たちが、木の質も曲も良く知っていて、すりが出来て、刻みが出来て、上棟式も出来るように育っていなければなりませんが、今、そういう人が少なくなってきています。この状態が続けば、本来の日本建築は出来ないということになってしまうのです。
 地域の山を大切にするには、林業、製材業が活性化しないとなりません。林業、製材業に元気がないと、森林も木もダメになり、山が崩れて自然がダメになります。林業がダメになったら、この国の自然は崩壊してしまうのではないでしょうか。私たちが木をどう使うかを提案しないと、また職人を育てることをしないと、日本建築の技術は無くなってしまいます。木造建築に関わった人が日本建築の技術を継承してきました。これからは、製材業や大工業が活性化して、どんどん弟子が育ってくるような建築の世界が戻ってきてもらいたいものです。そうしないと、新工法の建築の中で住む以外なくなってしまいます。
 技術はやはり、地域の中で守る事が大事です。これから住まいを建築する人が、地域の大工を、職人を育てていく。こういう考え方を具現化しないと、私たちは安心・安全・安息で心地よい住宅に住むことは難しくなります。
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2013年04月29日

新茶の最盛期となりました

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 八十八夜ももうすぐ。大井川流域も山間地のほかは最盛期となっています。4月中旬から下旬は、比較的気温が低く推移していましたから、遅霜には油断してはなりません。ここまで気候は暖かくなりましたが、農家の皆さんは天気予報を注視しています。
 新茶は、新緑の季節ならではの旬。その香りとともに美しい葉緑素をカラダに取り入れることで、新しい季節を爽やかに迎えられます。5月11日(土)には、静岡緑茶と北海道スイーツで愉しむアウトドア茶会を計画しています。準備ができ次第、詳細をアクトホームのページからご案内する予定です。どうぞお楽しみに。
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2013年04月03日

研究所の前にレンゲ畑が拡がっています

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 木の住まいづくり研究所の前には、レンゲ畑が広がっています。最近では、一面のレンゲ畑が意外と少ないものです。早春から桜の季節へ、さらには新緑の季節へと突入しました。広葉樹の森が萌黄色に染まるのも間もなくです。
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2013年03月31日

木の家に住むと何がわかってくるのか

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 木の家に20年くらい暮らすと、木の家で暮らすのが楽しくなります。ひのきは少し汚れが出てきますが、それを取ると、ほとんど元に戻る、というよりもっとよくなるかもしれません。また、木はか弱い所があって、手入れをしないとならない部分があります。しかし、手入れをする事で、自分が自然との共有空間を作りあげる、そういうテイストやフィーリングがあるのです。
 自然に感謝をしながら住んでいく価値。やはり、そこに“生きていくシアワセ”が感覚として存在しています。
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2013年03月01日

「木」と「豊かな暮らし」の関係とは何か

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地域の中で、例えばこういう地元材と出会う、そのよさを見直して、地元材を使って家をつくることそのものが、ひとつの豊かさではないでしょうか。木そのものがハード面のみならず、ソフト面からも優れた素材であるという事を、再認識しなければならないという機運はどんどん高まっています。
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2013年02月23日

木の住まいに暮らして=ある施主のハナシ(2)〜快適・健康性能

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 実際に住んでみて、無垢の木や珪藻土がこんなにも気持ちが良いものかと。家に入った時にとても空気が澄んでいると感じる。裸足で歩いていてもとても気持ちが良いし、子供達も床にそのまま転がっている。子供のアトピーは、引っ越しで環境が変わるストレスをかなり心配したが、悪くならず、かえって良くなっている。木の家は良いという事だと思う。暫く部材を子供の枕元に置いて反応を確かめて木を決めた。
 夏はジメジメしない、とても気持ち良い。本当に風が通る。冬は陽射しが中の方まで入ってきて、とにかく暖かい。出来れば冷暖房なしで生活したいという気持ちがあり、それは木の家で実現出来た。
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2013年02月04日

木の住まいに暮らして=ある施主のハナシ(1)〜地元材を使って

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 地域材を使った木の家をつくることにした。木との関わりについては、ある時期から渓流釣りが趣味になり、毎週のように山へ入っていたことがきっかけ。それまで知らなかったのが、静岡県は植林の盛んな地域で、いい山とよくない山があるというように山の現状がわかり始めた。
 山の中では、釣りして遊んでいるので、精神的な健康が保てるのは当たり前だが、単純に“木はいいな”と思った。“木が好きだ”という自分の趣向がわかったのが、こういう家を建てようとする原点だった。建ててみて、住まいづくりは、自分が一体何者かをよく考え、自身を再認識する作業だった。生き方を考えるアクセントになった。
 木の家を選択した要因は4つ。釣りが趣味で山に入っていて、木がいいと信じることが出来たこと。子供がアレルギー体質だったということ。静岡県の木材というのは非常に品質が高いのを知ったこと。もう一つは、山に生えた状態から品質をきちんと確かめられるようないい木材を、地元で供給してもらえば比較的コストは安いということを知った。この四つ。

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2013年01月29日

木の家の魅力とは何か

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 木の家は、メンテナンスをきちんとする事によって、25年経っても30年経っても、ちゃんと迎えてくれます。木は自然感が出て非常にいい材料で、本当に木の家をわかる人達が住み、木のいい所、悪い所と共存しあいながら生活していく、これは素晴らしいことです。
 作ったものを、いとおしく育てていく、これがいわゆる木の家で、木の家の魅力でしょう。

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2013年01月17日

木の家をつくり、くらす愉しみ〜地域の素材と人材、技術を使った住まいづくり〜

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 ヘルマン・ヘッセの著書『庭仕事の楽しみ』。ここには、豊かな暮らしというのは庭仕事と同じで、自然と一体となって生活を楽しむことである、というようなことが書かれています。作ったものを、いとおしく育てていく、これがいわゆる木の家で、木の家の魅力です。
 木の住まいを建てようとする方が増えれば、山の問題を真剣に考えるチャンスが高くなります。フツーに生活していれば、山の木がどうなろうが、地域の山がどうなろうが、と真剣に考えることは難しいかもしれません。しかし、建築主になって、しかも“木の家”を選んでつくろうとすると、山のこと、森のこと、木のことから、地域の自然のことまで考えるようになります。木の家づくりをはじめることで、豊かな生活を創造のための一歩を踏み出すのです。
 木の家は何故良いのかという答えに対して、木の家は楽しいんだ、木の家は面白いんだ、と、このように答えが返ってくるような時代になりたいものです。間に合わせでなく、美しい日々を豊かに過ごすために、だから木の家なのだ、面白く楽しく過ごすために木の家なのだ、こんな時代になって欲しいものです。
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2012年12月30日

豊かで素敵な地域の暮らしを実現しよう

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 木の消費の最前線に対して、今までとは違った「木の家の価値」を提案するためには、木の家に関わるあらゆる職域の方々が、価値観をリセットしたうえで、その価値観の幅をどれだけ広げられるか、がポイントです。人生全体に質的な深い豊かさや自然との共生感覚を取り戻そうとするスローライフという考え方が、現在のライフスタイル現象となって現れていることを、本質的に理解できる方々はどのくらいいらっしゃるでしょうか。いわば当たり前のように自然や木に携わってきた方々の目に映るスローライフは、過去への回帰にしか感じられない側面があることは否めません。
 地域材住宅づくりに携わるひとは、スローなライフスタイルの提案者であり、実践者であることが必要です。森林の利用と保全をしないと環境が悪くなる、木の家は呼吸する家だから体にいい、日本人はやっぱり木だ、というように“昔流儀”に木の家の良さを提案するのでなく、豊かな地域生活の提案者でありたいと考えます。
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2012年12月24日

スローなライフスタイル提案と木の家

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 物質的繁栄や量的な充足、効率化と高速化を求めた20世紀は、「食」という最も人間的な分野でも、早さと手軽さと効率をひたすら求め、その結果ファストフードが急速に世界を席巻しました。それは一面では生活を便利にしたものの、心の豊かさや人生の充足感という観点からは遠いものでした。その反省の上に立って、「正体が明らかな地域の食素材を使って手作りで食べよう」というスローフード運動が脚光を浴びました。
 それは食生活だけでなく、スローをキーワードとして、人生全体に質的な深い豊かさや自然との共生感覚を取り戻そう、地域そのものを生活に取り戻そう、という考え方に発展してきました。あえて手間のかかる回り道をすることで、自然や地域や人生そのものをより深く本質的に楽しもうとするのがスローライフ。量や数値ではなく、質的な、主観的な深さが大切です。
 スローライフは、あらゆる生活のジャンルにおける考え方へ発展しました。住環境でいえば「森林資源の循環型利用」のための重要なプロセスにあたる「地域材による木の家づくり」は、スローフードでいうところの「正体が明らかなものを、郷土が育んだ料理法で食す」 という概念と、価値を同じくしています。
posted by 木の住まいづくり研究所/アクトホーム株式会社 at 20:31| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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